何か知りたくて検索をかけると、よく出てくる。
「○○のための○個の○○」
例えば、腹筋を6つに割るための3つのエクササイズとか、
騙されないために注意すべき5つのポイントとか
ネット上にこういう記事が増えた気がする。
こういうのが多いというのは需要があるのだろうか?
ふと、予備校時代のことを思い出した。
やばいことに20年以上前の話だ・・・
いや、人は必ず年齢を重ねるものだ。ただ、加齢と心情は別のエントリーに譲ることにして話を戻す。
予備校時代に漢文の授業で、その授業が面白い先生がいた。
その予備校の漢文テキスト作りにも携わった人で、そのおかげでセンター試験で漢文は満点だった。授業に興味を持たせてくれて、テキストがポイントを身につけることができる工夫がされており、見た目は切れ者的ではなかったが、今思えばすさまじいほどに有能な方だったと思う。
その先生の授業が毎週楽しみだった。
授業の最後10分ほど、「遊び」と称した面白い話をしてくれた。
その中の一つである本を紹介してくれた。
「巨富を築く13の条件」というもの。
その授業のあと、購入し読んだ記憶がある。そのときそのタイトルに惹き付けられるものがあったようだ。今なおそのタイトルを覚えていることがそれを示すだろう。
でも、今現在、その13の条件は挙げることができません。覚えてないから。
20年以上前から興味を引くタイトルのつけ方ではあるのだろう。記事を読ませるにはまずそのタイトルで、そういう蓄積されたテクニックの一つなのだろうと思われる。
でも、同様のタイトルが増えてくると、駄目だね。記事のタイトルも思い出せない。
ネットでもそういう意見が出始めているようだ。