2015年5月28日木曜日

役所の書類の偽造防止策は改善すべきではないか?

 役所の発行する書類のうち、コピーすると「複写」の文字が出るものがある。あれは何とかならないものだろうか?

 昨日の話しだ。ある役所発行の証明書類をファックスにて受領した。その紙の特殊性から肝心な数字が読めないで困ったのだ。

 コピーして現れる「複写」の文字もさることながら、何か柄のようなものがあって、それがちょうどこちらが確認したい数字に被って読めない。モノクロであれば、まず駄目。

 偽造防止への対策はわかるのだが、もう少し何かないだろうか?

 使用方法を考えたら、ファックス等でのやり取り、複製を作成とか予定されていることはわかるのではないか?とりあえず電信的な通信手段を用いてやり取りされ、後日原本到達までの間に何らかの準備をするとか、一般的にあるだろう。

 認証文部分にこういう措置を施すって駄目なのだろうか?

 確かコピーでも偽造罪の客体となり、私の提案によれば、数字部分をコピーでもはっきり見えやすくするとしたら、文書の変造がよりやりやすくなるかもしれないが、原本確認と処理の進行をきっちりやれば問題ないと思うのだが・・・。

 私の業務の範囲を基にした提案なので、他業種の手続ではコピーの取り扱いで別の要請が働いて、現状がベストというところもあるのかもしれない。

 ただ、そのような他業種でも、コピーで肝心な数字が確認できないなら、そのコピーは原本の存在を推認させるものでしかなく、内容は正確にはわからないものであることに変わりはない。それでもなお現状がベストと考える理由は私の思考の及ぶところではない。

 原本確認の処理をより確実に行えば、どの業種でも問題ないのではないかと思える。