2015年5月22日金曜日

気がついたら、そこは女性専用車両だった

 茨木から大阪へ帰る電車の話。

 私は、到着した電車にさっと乗って、鞄の中から本を取り出し読んでいた。その内容をちゃんと把握しているか頭の中でテストしながら読むというやり方で、集中していた。

 暫くして少しだけ頭を休めようと顔を上げたら、「女性専用車両」の表示が目に入った。

 周囲には女性ばかりのようだ。

 まあ、乗ってしまったものは仕方がないし、そもそも男性でも乗れるという話ではないか。障がい者ではない健常者も、高齢者でない男性であっても乗れるということのようだ。なので、引き続き遠慮なく大阪駅まで乗車した。

 Youtubeでよくドクター差別さんや女性専用車両を憎む田舎者さんの動画をよく見る。学研都市線で駅員から声をかけられた様子を撮影されている方の動画もよく見る。

 幸いにして、私に声をかけてくる女性はいなかった。聞こえないようにごちゃごちゃ言ってる人がいたかどうかはわからない。駅員も声をかけには来なかったし、女性専用車両云々のアナウンスはたぶん聞いていない。何も言われなかったのは、上記の方々の活動の成果による部分もあるかもしれない。ひょっとして時間外だったのだろうか?JR西日本は終日というイメージがあったが、まあ、そんなこともいちいち調べることもない。

 大阪駅に到着し、降車時に気がついたのだが、私以外にもう一人男性が同車両に乗車していたようだ。そして、女性専用車両の停車位置は、エスカレーターに近くて便利だった