2015年5月17日大阪都構想の住民投票は、僅差ながら反対多数という結果に終わった。
同日、橋下徹氏の政界引退表明。
結果の見方についてはいろいろ言われている。
若者と老人との間の云々とかも。
この見方には私は疑問を感じているが、私の注目点はそこではない。
この数週間で、私が経験した各派の動きをここで語ろうと思う。
私は自宅にテレビがない。また新聞も取っていない。世間の論調、テレビでの公開討論などの推移は知らない。
ネットのニュースの一行か、郵便受けに投函されるチラシか、街頭で呼びかけ配布するチラシといったものがメインだった。
仕事で立ち寄った府民センターには、公務員の手による説明資料が自由に持ち帰れるよう用意されていた。
街中では、維新の会の車が呼びかけていた。
しかし、チラシの配布は賛成派から受けていない。
天神橋筋商店街を何度も往復したのだが、チラシを手渡してきたのは反対派だけだった。
一度南森町の交差点付近で北区選出の市議会議員である美延映夫議員らしき人が自転車で演説活動をしていたのに出くわした。同議員と一緒にいた秘書の方だったのだろうか?チラシをもっている方を見かけたが、すぐ近くに立っていた私に渡そうともしない。演説もよく聞き取れなかった。
一方、反対派のチラシは積極的だった。毎回デザインが違っていた。
発行者の大阪市をよくする会だったか、発行元はすべて同じようであったが、デザインが違うので、印象としてはいろんな層の反対があるように感じさせるには成功したのではないかと思う。
私の見る限り、街中で積極的だったのは反対派だった。
比べて賛成派にはやる気があるのか疑問に思うほど、私の行動範囲では接することがなかった。